天公疼憨人
【台語】(臺灣閩南語)
天公疼憨人
Thinn-kong thiànn gōng-lâng
『正直の頭に神宿る』
「天公」は天の神様、玉皇大帝の別名です。玉皇大帝はたくさんいる神様たちの中で、最も高い地位の神様です。
「疼」は字のとおり『痛い』ですが、ここでは國語でいう「憐愛」,「疼愛」、『可愛がる』の意味です。
「憨人」は普通はバカ者とかまぬけの意味で使われますが、ただのバカではありません。「憨厚」の意味を含み、『正直な人』『誠実な人』を表します。生き方が賢くなく、馬鹿正直な為によく損をしてしまうような人です。
「天公疼憨人」は善良で誠実に生きる人を励ます言葉です。
神様は正直に生きる人を見守っていて、必ずそのご加護がありますよという、正直の大切さの教えです。
日本の諺でいう、『正直の頭(こうべ)に神宿る』と同じですね~
ちなみに、「憨人」の教育部推奨の字は「戇人」です。
でも、わたしは「憨人」の方が好き、なぜなら五月天の楽曲が好きだから~、この字じゃないとあの歌詞の意味がない(「心」の上に「敢」)
心上一字敢面對我的夢 ~♪